#大森靖子とKEKKONしました

わたしは靖子ちゃんの音楽と結婚したんだよ、と友だちに公言したのはたしか3年前で、今ぐらいの季節で、わたしの部屋でピザを囲っているときだったと思う。わたしは大森靖子の音楽と結婚しています。

靖子ちゃんがピエール中野と結婚してるとかしてないとかどーでもいいし最高な音楽がそこにあることが幸せでわたしは大森靖子がつくったうたった音楽をこれからも愛すしこの音楽たちと生きていくのってそれって結婚じゃない?病めるときも健やかなるときもこの音楽たちと生きるんです。万が一靖子ちゃんの音楽を聞かなくなったとしても靖子ちゃんの音楽と生きたそれまでとその音楽はほんものでその間受け取ってのみこんだものはすべてわたしのなかに残るから絶対になくらならない。無くしたと思ってもなくならない。だからわたしは一方的に靖子ちゃんの音楽と結婚しています。

新曲KEKKONが配信リリースされ「自分の方がピエール中野より大森靖子とKEKKONしてます、という人は…」というツイートを靖子ちゃんがしていて、まあ靖子ちゃんと結婚してんのはピ様だしな…と思いながらKEKKONのMVをみたらどーでもいいはずなのにめちゃくちゃピ様に嫉妬してしまった。この触れ方やその関係性をわたしは知っている。わたしだって靖子ちゃんとKEKKONしてるんですけど?!というめちゃくちゃな感情でブログを書いてしまった。友だちに嫉妬しちゃったんだ…という話をしたら「ガチ恋だったんだね」と笑われた。ガチ恋なのか…?!とはいえ彼女の幸せのひとつに彼の存在があるんだろうなと思うし、それはとても大切なことなので今後も幸せでいてください、という気持ちです。

先日のライブでも仰っていたが靖子ちゃんはいつも最先端にいる。先頭でひとり戦っている靖子ちゃんに少しでも追いつきたいのに靖子ちゃんの音楽への気持ちをうまく言語化できないし求められている反応ができていないんだろうなと思うし提供されたものに対し金を出すことしかできないただの消費者でごめんなさいといつも思う。すきでいることしかできない。靖子ちゃんの放つ光で自分もキラキラしている気がするけれど、靖子ちゃんが大森靖子という個であるようにわたしにはわたしだけの人生があって靖子ちゃんのキラキラをいただいてその気になってないでわたしはわたしのやるべきことをやっていくしかない。それでもはやく追いつきたくて待っててなんて言いたくないよ。靖子ちゃんに追いつきたいからできるだけSNSで歌詞をなぞりたくない、なぞってばっかじゃ背中しか見えないみたいでいやなんです、靖子ちゃんをすきな気持ちをできるだけ自分のことばで伝えたいのにこんな収集がつかない文章たちで、結婚してますなんて大口叩いておきながら希望ばかりいただいていてほんとに情けない。けどこれからも勝手にすきでいます。

人間同士が交わることなんて決してないはずなのに平行線で生きているわたしたちが気のせいかもしれないけど音楽で交わっている瞬間がある気がして、それはきっと靖子ちゃんが本気で真摯に伝えたり表現してくれているからで、その一瞬を離したくないとしがみついてしまう。自分のことばかりですみません。いつもありがとうございます。だいすきです。