業には業

自分のかわいさは他人に押し付けるものではないしその瞬間の最高を納めたものがそれならば真空パックに閉じ込められたチルドの愛は二度と開けられることなく腐ることもなく忘れられていくことを、去られていくことを覚えておいたほうがいいのかもしれない。遺影にもならない未完成さが生きたことの証明なら消費された魂はどこに消えてしまうんだろうか。それでもわかんねーのかよ笑と投げやりに閉じ込めては落としてを繰り返していく。人間が個体であることを忘れよくいるやつに成り下がったわたしは魂が抜け生きてるだけになり、何かに属することも避け魂さえも宿らせられなかった個であることに直面した。すべてが業に思えるけれど、それでも生きることは優しさならば個であることの美しさと図々しさにどうやって抗えばいいのか。今日も休日を溶かし痛々しい西日はオレンジに、夏も勝手に終わる はやくおわればか

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